診療の詳しいご案内

○一般外来

こころとからだを診てほしい方。
からだの具合も良くないが、何よりこころを診てほしい方。
最近眠れない、物事に意欲がわかない、うつ状態で気持ちが沈みがち・・・。などの症状でお悩みの方、お気軽にご相談ください。


○漢方外来

安定剤や抗うつ薬での治療に不安のある方。
漢方薬での治療を受けたい方(エキス剤のみ)。


○認知症外来

認知症の原因になる疾患は様々ありますが、ほとんどがアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症で占められます。当院ではコウノメソッドを取り入れて認知症の治療に当たっております。アルツハイマー型認知症に対しては早期に治療を開始することで進行を遅らせることも可能です。介護負担の大きい前頭側頭型認知症やレビー小体型認知症などにもコウノメソッドにより対応が可能です。フェルガードも推奨しています。
物忘れが気になりだしたら早めの受診が望まれます。当クリニックでは近くの連携検査機関で当日にでもMRI、CT検査ができますので、早期診断、早期治療が可能です。


◯飲酒量低減外来

アルコール依存症の治療は「断酒」が原則ですが、軽症のアルコール依存症であれば、飲酒量低減療法からの治療も可能です。
当院では飲酒量低減(減酒)に特化したアルコール依存症治療を行っています。治療に際しては、補助的に飲酒量低減薬も使用いたしております。
断酒治療は行っておりませんが、重度化するなど「断酒」が必要な状態が生じましたら、アルコール依存症治療の専門医療機関を紹介いたします。


○慢性頭痛外来

日本人の3割から4割の方は「頭痛持ち」

日本人の3割から4割の方は「頭痛持ち」だと言われています。
多くの方は長年の経験を通して頭痛とうまく付き合っていることでしょう。
慢性頭痛は生命の危険性の少ない良性の頭痛です。
しかし、慢性頭痛のために日常生活に支障が出たり、不自由を感じている方も決して少なくはないでしょう。こうなると病気として治療の対象になります。
費用は、頭痛の診察のみのときは、初診で保険3割負担で1000円程度です。検査代、薬代は別途かかります。
クリニック近くの連携検査機関で当日のMRI、CT検査も可能です。
 

慢性頭痛には次の3つのタイプが知られています
1.偏頭痛

  • 20代から40代の女性に多い頭痛です
  • 月に数回発作的に出現し、頭痛がないときはすっきりしている
  • ズッキンズッキンと脈打つような頭痛でつらくて寝込んでしまうことがある
  • 痛みは片側だけとは限らず、両側のこともある
  • 日常生活の動作でも頭痛はひどくなる頭痛時に光をまぶしく感じたり、音が響いたりすることがある
  • 吐き気や嘔吐も伴う
  • 前兆として頭痛の前にきらきら光るジグザグの線が見えて視野が狭くなる 、手足が麻痺したように感じることがある

 
2.緊張型頭痛

  • 慢性頭痛の8割と最も多い頭痛
  • 持続時間は30分から7日間と持続性
  • 中高年に多く、両側性で頭全体、後頭部の痛み
  • 痛みは脈打つような頭痛ではなく頭重感、圧迫感、締め付けられる感じ
  • 日常的な動作で悪化しない
  • 吐き気や嘔吐はない

 
3.群発型頭痛

  • 数は少ないが、片頭痛よりも痛む頭痛
  • 若い男性に多く、必ず片側だけが痛む
  • 毎日のように頭痛の発作が起きる期間がある(群発期)
  • 群発期には繰り返し頭痛が出現する
  • 片側の眼、眼の奥、こめかみ辺りがえぐられるような耐えがたい痛み
  • 発作時には涙、目の充血、鼻水、鼻づまりなどの症状も伴う
  • 1回の痛みは15分から3時間続く
  • 寝ていても夜中に痛くて目が覚めてしまうほど

片頭痛には数年前から特効薬のトリプタン系の薬が使用できるようになり、薬の数も今では5種類に増えています。
片頭痛の方はこの薬を上手に用いることにより、日常生活の改善が得られています。
ただし、残念ながら理由は分かっていませんが、一部の方には効果がありません。
また、この薬は片頭痛にしか効果がありません。ほかのタイプの頭痛には他の治療を行います。剤形には、錠剤・点鼻薬がありますが、群発頭痛や痛みの激しい片頭痛には注射薬もあります。当院では注射薬の処方も可能です。正しい診断を受けることがまず最も大切なことです。
 

気をつけなければならないこと

薬物乱用頭痛というものがあります。
これは頭痛に対して頻繁に「痛み止め」を服用しているうちに痛みの域値が下がり(却って痛みを感じやすくなってしまうことです)、ますます「痛み止め」を服用しなければならなくなり、さらに頭痛がひどくなるという悪循環に陥ってしまった頭痛です。この悪循環を断ち切るにはすべての「痛み止め」を止めるしかありません。
2か月我慢すれば回復できるでしょう。
 
突然の激しい頭痛・どんどんひどくなる頭痛は、生命に危険の及ぶ頭痛であるかもしれませんので、脳外科をまず受診してください。


○禁煙外来

保険診療が適応になるのは、ブリンクマン指数(喫煙本数×喫煙年数)が200以上になる方です。禁煙補助薬としてチャンピックス(飲み薬)、ニコチネルTTS(貼り薬)を用いることで高い禁煙率を得られています。期間は12週間までです。
 
保険診療による禁煙外来は、コロナウイルス拡大防止のため新患の受付を現在中止しております。再開の時期については改めてご案内いたします。


○アンチエイジング外来

プラセンタ療法

プラセンタとは胎盤から有効成分を抽出した胎盤エキスのことをいいます。胎盤の中には、人体の成長に欠かせない多くの栄養素を含んでいます。プラセンタ療法の歴史は古く、古代ギリシャ時代から医療に用いられてきました。また、中国では古くから滋養強壮・不老長寿の薬として利用されてきました。近年、バイオテクノロジーの発達によりプラセンタの作用機序が明らかになり、疲労回復や抗アレルギー作用、美肌作用、抗老化作用(アンチエイジング作用)、イライラや不安感に対する精神安定作用など、幅広い分野に効能があることが分かってきました。
具体的には、疲労、不眠、肩こり、頭痛、めまい、腰痛、関節痛、冷え性、更年期障害、自律神経失調症、生理不順、アレルギー性疾患、肝機能障害、慢性の胃・十二指腸疾患などに効果があると言われています
また美容目的では、美白・ニキビ・しわ・肌荒れ・そばかす・皮膚の老化防止などに用いられています。
 

当院でのプラセンタ療法

注射:ヒトプラセンタエキス(メルスモンまたはラエンネック)皮下注射、筋肉注射
※厚生労働省がプラセンタの静脈注射、点滴を許可しておりませんので、当院では皮下注射または筋肉注射のみを行っています。
費用:原則として注射は自費です。概ね週1回を2〜3か月続けます。更年期障害、または肝障害で保険適応になることがあります。
注射:ヒトプラセンタエキス 2アンプル(4ml) 2,200円(税込、初・再診料を含みます)
 

ED治療

最近の疫学調査によると、日本では現在、40〜70歳男性の半数以上がなんらかの原因でEDになっていると考えられます。EDは、年齢による身体の機能の衰え(エイジング)の1つとしてとらえられます。また、抗うつ薬などの副作用としてEDが発現することがあります。なかなか口に出しにくい症状ですが、カップルにとっては深刻な問題になります。
当院ではED治療も行っていますが、詳しくはお問い合わせください。

漢方薬

主に「補剤」を用いることによって諸機能を賦活し、ホメオスタシス(恒常性)の乱れを是正し、QOLの維持・向上を図ります。当院では保険診療により漢方薬を処方いたします。


診療時間のご案内
 
午前
9:30〜12:30
午後
2:00〜6:00

□:土曜日の午後は、2:00〜5:00
休診日は、日曜日・月曜・祝日と毎週木曜日の午後
再診予約は こちらからもお受けできます。(初診の際にパスワードを発行いたします)

完全予約制

03-5323-8112

初診予約はお電話にてお受けいたします。
まずはお電話でご予約ください。

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