安全にアフターピルを購入できるおすすめのオンライン診療9選！すぐ届くのはどこ？

アフターピルはオンラインで購入することができますが、医師の診察と処方が必要な薬です。

そのため、オンラインで購入する場合は「オンラインクリニック」を利用することが一般的です。

「診察と処方が必要だと、すぐにアフターピルが手に入らないのではないか」「オンラインクリニックからの配送でプライバシーが心配」といった懸念があるかもしれません。

しかし、オンラインクリニックを利用すれば、安全性が確保され、プライバシーにも配慮されます。また、迅速な対応が期待できます。

この記事に書かれていること

• アフターピル入手におすすめのオンライン診療9選
• オンラインでのアフターピル処方がおすすめな理由
• アフターピル処方のオンラインサービスを選ぶポイント
• オンライン診療でアフターピルを購入する際のながれ
• アフターピルの基本情報
• アフターピルをオンラインサービスで購入する際によくある質問

この記事を読むことで、アフターピルがオンラインクリニックで購入可能であることを理解し、そのメリットを知ることができます。

また、診療を受けるクリニックの選び方についてもご紹介します。

紹介しているクリニック一覧

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【アフターピル以外のピル処方】
■オンラインピル処方のおすすめクリニック

アフターピル入手におすすめのオンライン診療9選

一般的なネット通販でピルを購入すると、健康被害のリスクやアフターピルが迅速に届かないといった問題が発生する可能性があります。

したがって、オンラインクリニックを利用してアフターピルを購入する選択肢を考えてみることは、自分の健康と安全を守るために重要です。

ここでは、アフターピルを入手するのにおすすめのオンライン診療を9つご紹介します。

クリニック名	受付時間 （診療時間）	診察料	配送料
ソクピル 公式サイト	24時間受付・診療	無料 (別途システム料3,630円)	通常便：825円 当日便：9,900円
エニピル 公式サイト	24時間受付・診療	無料 (別途システム料2,200円)	通常便：550円 バイク便：6,600円
エミシアクリニック 公式サイト	24時間受付 （10:00〜19:00）	無料	通常便の金額記載なし 超特急便：別途1,426円〜
メデリピル 公式サイト	24時間受付 （7:00～24:00） ※予約受付は23:45迄	1,650円 （※アフターピル診察時）	通常便：無料 速達便（東京23区）：3,850円
マイピル 公式サイト	24時間受付 （8:00～20:00）	1,650円	通常便：770円 バイク便：別途8,690円
あしたのクリニック 公式サイト	24時間受付 （9:30～18:00）	無料	通常便：1,000円 特急便：別途5,500円
オーロラクリニック 公式サイト	24時間受付 （10:30〜18:30） ※平日のみ	無料	通常便：550円 バイク便：別途5,500円〜12,000円
クリニックフォア 公式サイト	24時間受付 （7:00〜23:45） ※予約受付は23:30迄 ※日によって変動あり	1,650円	通常便：550円
Pills U 公式サイト	24時間受付 （9:00～22:00）	1,650円	通常便：550円 速達便：3,300～6,600円

　

オンラインでのアフターピル処方がおすすめな理由

オンライン診療は送料が高い、医師とやりとりするのが面倒……という方も多いのではないでしょうか。

しかし、アフターピルはオンライン診療のメリットが大きい薬です。

緊急避妊薬 ella one (エラワン) とは？によると、アフターピルを服用するまでに時間が経つほど、薬による避妊効果は減少します。

アフターピルの種類によって、避妊に有効な期間は性行為後72時間以内または120時間以内です。

アフターピルは1日服用が遅れると効果が薄まることから、土日や祝日夜間でもすぐに受診して服用することが重要です。

また、アフターピルを飲むことを他人に知られたくないと思う人もたくさんいます。

オンライン診療であれば、プライバシーは受診予約から薬の受け取り時まで守られるので安心して受診できるでしょう。

高価な薬ですが、支払いにはクレジットカードや後払いが利用できるオンラインクリニックも存在します。

ここでは、オンラインでのアフターピル処方がおすすめな理由を3つご紹介します。

土日や祝日、夜間でも受診が可能

1つ目のメリットは「土日や夜間でも診察が受けられる」という点です。

アフターピルは緊急時に必要となることが多いため、土日や祝日に受診可能な医療機関が見つからないことが問題となります。

多くの産婦人科は土日祝日が休診で、夜間は閉まっていることが多いので注意が必要です。

アフターピルは性行為をした後から服用するまでに時間が経つほど、避妊効果は低くなります。

多くの医療機関と異なりオンライン診療ならば、土日祝日でも対応しているところがたくさんあります。

特にオンライン診療専門のサービスでは、性行為から72時間以内に予約、診察、アフターピルの受け取りまで行える体制が整っているものや、24時間受診可能なものもあり、「病院が開いていない」という状況でも助かるのが大きなポイントです。

受付から薬の受け取りまで自宅で完了できる｜受付〜処方（服用）までのながれ

2つ目のメリットは、受付から受け取りまで自宅で完了できる点です。

オンライン診療の受付から受け取りまでの一連の流れを紹介します。

オンライン診療でアフターピルを受け取る時は、このように受付から服用まで全て自宅で完了します。

医師との診察が終わった後、アフターピルを自宅まで配送してくれます。

薬局や病院まで取りに行く手間が省けるので、とても便利です。

さらに、アフターピルを送る際の梱包も配慮されており、同居している家族に中身がアフターピルだとわかりにくい点も安心です。

後払いが利用できるクリニックがある

3つ目のメリットは、「オンラインで決済が完了する」ことです。

アフターピルを購入する際、診察料と薬代を合わせて1万円前後かかることが一般的です。

通常の病院では、その場で費用を支払わなければならず、現金のみの対応という医療機関も少なくありません。

しかし、オンライン診療ならば、決済をオンラインで行うことができます。

決済方法もクレジットカードだけでなく、電子マネーや代引きなどに対応している医療サービスもあるため、手持ちのお金がなくても安心して受診できます。

アフターピル処方のオンラインサービスを選ぶポイント

アフターピル処方のオンラインサービスを選ぶ際は、アフターピルの種類や受診・発送にかかる時間、費用を確認して自分のニーズに合ったサービスを選びましょう。

ここでは、アフターピル処方のオンラインサービスを選ぶポイントを3つご紹介します。

服用時間に適した種類のアフターピルを取り扱っているか確認する

アフターピルを処方してもらうオンラインクリニックを選ぶ際には、ニーズに合ったアフターピルの取り扱いがあるか確かめましょう。

アフターピルは種類によって、副作用の出やすさや性行為から服用までの締め切り時間、服用する錠剤の数や回数、薬の価格などが異なります。

したがって、自分に合った緊急避妊ができるアフターピルを扱っている病院を選ぶことをおすすめします。

緊急避妊の方法では、アフターピル以外に中用量ピルが用いられる場合もあります。

中用量ピルはアフターピルよりも安価ですが避妊効果が低く、副作用が出やすいのが課題です。

避妊方法	薬	費用	服用方法	副作用
ウリプリスタール法	・エラなど	高価	性行為後120時間以内に1錠	・アフターピルの中では出にくい ・吐き気、嘔吐 ・頭痛 ・乳房痛 ・不正出血 ・眠気 など
レボノルゲストレル法	・ノルレボ ・レボノルゲストレルなど	ジェネリック医薬品であればアフターピルの中では安価	性行為後72時間以内に1錠	・ヤッペ法よりは出にくい ・吐き気、嘔吐 ・頭痛 ・乳房痛 ・不正出血 ・眠気 ・だるさ ・腹痛、下痢 など
ヤッペ法	・プラノパールなど	求めやすい値段	性行為後72時間以内に1回2錠、その後12時間後に再び1回2錠	・出やすい ・吐き気、嘔吐 ・頭痛 ・だるさ ・めまい ・不正出血 など

服用する時間によって適したアフターピルの種類は異なるので医師に相談しましょう。

最終的にどのアフターピルを服用するかは医師の判断で決定されます。

必ずしも自分の希望のアフターピルが処方されるわけではないことを念頭に入れておきましょう。

なるべく早く服用するために、受診・発送のタイミングを確認する

2つ目のメリットは、「迅速な対応が期待できること」です。

オンライン診療では24時間対応しているクリニックもあり、夜間や早朝でも予約や受診が可能です。

そのため、時間に制約されることなく、緊急時に素早く対応してもらえます。

また、エリアが限定されることが多い（例：東京23区内）ですが、追加料金を支払えば即日配送（バイク便）を利用できるクリニックもあります。

アフターピルは性行為後72時間以内（または120時間以内）に服用する必要があるため、迅速な対応が求められるので、オンライン診療で素早く処方され、届けてもらえるのは大きな利点です。

すぐにアフターピルを入手して使用したいと考える方にとって、このサービスは非常に頼りになります。

診察料・配送料・アフターピル代金などトータルの費用を確認する

アフターピルを購入する際は、必ず医師の診察を受ける必要があるため、ピルの値段だけで購入することはできません。

オンラインクリニックを利用する場合は対面診療の場合と同じように医師の診察料がかかるだけでなく、送料やシステム使用料もかかることがあります。

オンラインクリニックによっては診察料が無料のところや送料が抑えられているところなどさまざまなので、よく検討しましょう。

同じ薬の種類であっても、オンラインクリニックによって金額が多少異なる場合もあります。

アフターピルのオンラインクリニックでかかるトータルの値段については、「オンライン診療のアフターピル料金相場」で詳しく説明していますので、参考にしてください。

診察料や送料を含めた総額を事前に確認しておくことで、金額が想像以上に高額になるといったトラブルがなくスムーズにアフターピルを購入することができます。

アフターピルの基本情報

アフターピルは緊急避妊ができる大変有用な薬です。

しかし、アフターピルの料金相場や副作用を知らずに使うと、クリニックとトラブルになることがあります。

アフターピルと併用できない薬やサプリがあることも覚えておきましょう。

また、アフターピルを個人輸入や通販で入手するのは非常に危険なので避けてください。

ここでは、アフターピルの基本情報を4つに分けて解説します。

オンライン診療のアフターピル料金相場

オンライン診療で処方されるアフターピルは主に以下の4種類です。

薬の種類	使用制限時間	費用	服用方法	説明
エラ	性行為後120時間	10,000〜20,000円	1回1錠	・海外ではアフターピルの第一選択薬。 ・避妊効果が高く、使用制限時間も長いことが特徴。
ノルレボ レボノルゲストレル	性行為後72時間	8,000〜15,000円	1回1錠	・使用制限時間は72時間。ジェネリック品もあり、エラより安価。
プラノパール（ヤッペ法）	性行為後72時間	4,000〜8,000円	1回2錠、その後12時間後に再び1回2錠	・中用量ピルをアフターピルとして使用するやっぺ法と呼ばれる避妊方法。 ・他の薬よりも安価だが、避妊効果が低い傾向にある。

オンライン診療の診察費は1,000円～2,500円が相場です。

アフターピルの効果と副作用

アフターピルは性行為後できるだけ早く服用するほど、避妊効果は高まります。

アフターピルを服用した時間による避妊効果は以下の表のとおりです。

服用までの時間	ヤッペ法※1	LNG法※2
24時間以内	77％	95％
25～48時間	36％	85％
49～72時間	31％	58％

アフターピルは避妊効果がありますが、副作用が出ることもあります。

よくみられるアフターピルの副作用をまとめたので、確認してください。

アフターピルは女性ホルモンを含有した薬です。

したがって、ホルモンバランスが急激に変化することで副作用が出ることがあります。

副作用の出る強さは個人差があります。嘔吐した場合や体調が悪くなってしまった場合はすぐにクリニックに連絡してください。

アフターピルの服用時に避けるべき薬・サプリ

次に重要なポイントは、「アフターピルの効果に影響を与える薬やサプリメントが存在することを理解しておく」ことです。

アフターピルの効果を減少させたり、予期せぬ相互作用を引き起こしたりする薬やサプリメントがあるため、注意が必要です。

以下の薬やサプリメントは、アフターピルの避妊効果に影響を及ぼす可能性があります。

アフターピルを服用する前に、現在服用している薬やサプリメントについて医師に相談することが大切です。

服用中の薬やサプリメントがある場合は、医師に正確に伝えるために、紙やスマートフォンにメモをしておくと便利です。

参考：緊急避妊法の適正使用に関する指針 （平成 28 年度改訂版）日本産科婦人科学会

アフターピルを個人輸入や通販で入手するのは危険

通販サイトやSNSでアフターピルが手頃な価格で販売されていることがありますが、これらの購入は避けた方が良いです。

通販やSNSで入手したアフターピルは効果が保証されておらず、服用リスクが高いです。

これらのアフターピルは、海外から個人輸入されたもので、国内での安全性や有効性が確認されていません。

そのため、重篤な副作用が生じる可能性もあります。

海外ではアフターピルが安価で販売されているため、SNSなどで個人バイヤーが転売していることもありますが、これらの薬には偽造医薬品や有害な成分が含まれている可能性があります。

また、日本で扱われているアフターピルとは成分が異なることがあり、期待する効果が得られないか、予期しない副作用が発生する恐れもあるのです。

アフターピルを個人輸入する場合は、薬の有効性や副作用について自分で勉強することが不可欠ですが、安全性が確認されていない薬を購入する恐れがあるので注意が必要です。

さらに、効果が保証されていない場合もあるため、個人輸入でのアフターピルの購入は避けた方が良いでしょう。

アフターピルを正しい方法で入手するためには、通販サイトやSNS、個人輸入での購入は避け、必ず信頼できる方法で購入するようにしてください。

参考：医薬品等の個人輸入に関するＱ＆Ａ（厚生労働省）指針

アフターピルをオンラインサービスで購入する際によくある質問

アフターピルが必要になったけれど知らないことがたくさんある、アフターピルは便利そうだけどオンラインでの購入方法がよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、アフターピルをオンラインサービスで購入する際によくある質問を5つ紹介します。

アフターピルは薬局でも買えますか？

ドラッグストア（例：マツキヨ）｜購入不可
ドラッグストアではアフターピルを取り扱っていないため、購入することはできません。

市販化の予定はまだ確定しておらず、一般販売が開始されるかどうかも未定です。

しかし、現在全国145ヶ所の薬局でアフターピルの試験販売が行われているため、厚生労働省は市販化に向けた検討を進めていると考えられます。

アフターピル処方に健康保険は必要？

アフターピルの処方は自費診療で行われ、健康保険は適用されません。

薬代や診察料など、すべての費用は自己負担となります。

アフターピルの費用は6,000円～20,000円（税込）が一般的です。

費用は医療機関やオンライン診療サービスによって異なり、診察料や送料が追加される場合もあります。

事前に電話や公式サイトで費用を確認することをおすすめします。

健康保険は適用されませんが、身分証として保険証の提示を求められる場合があるため、受診の際は携帯しておくと良いでしょう。

アフターピルは診察なしで入手できる？

アフターピルを入手するには、医療機関の受診が必要です。

受診が困難な場合は、オンライン診察を利用することも可能です。

どちらにせよ、医師の診察を受けないとアフターピルを入手することはできません。

必ず医師の診察を受けた後でアフターピルを処方してもらいましょう。

一部の認可を受けた薬局でもアフターピルが購入できます。

薬局で購入する際には、18歳未満の場合、保護者の同意書や同伴、アンケートへの回答などが必要です。

これらの条件が満たせない場合は、医療機関での受診やオンライン診察を選んでください。

男の人でもアフターピルを購入できる？

アフターピルは男性が単独で購入することはできません。

対面診療でもオンライン診療でも、女性本人が医師の診察を受けなければアフターピルを処方してもらえません。

支払いは代わりに行うことが可能なので、女性とよく相談して決めましょう。

アフターピルのオンライン診療に年齢制限がありますか？

オンライン診療サイトには年齢制限が設けられている場合があります。

例えば、以下の3サイトでは次のように定められています。

• ソクピル：18歳未満は親権者の承諾が必要
• エミシアクリニック：18歳以上
• メデリピル：18歳未満は保護者の同意と同席が必要、46歳以上は利用不可（血栓症リスクのため）

各サイトで利用できる年齢が異なるため、自分が利用できる年齢かどうかを確認してから利用してください。

まとめ

オンラインクリニックでアフターピルを購入できると、対面の医療機関を受診するよりも早く薬を服用できます。

したがって、望まない妊娠を防ぐことにつながります。

妊娠したかもしれないと不安になるような状況は誰にでも起こり得ます。

その際には、オンラインでアフターピルを購入することも検討してくださいね。